遺品整理をするときに遺族だけで作業をすることがありますが、作業をしているときに法律を意識しなければいけないケースが存在します。遺品には手紙や写真などの故人の思いが強く詰まっている物だけでなく、家電や家具なども該当してきます。家電は壊れていなければ遺族の誰かが使用したり、買取に出すことが可能です。しかし壊れている家電は廃棄したくなる所ですが、家電リサイクル法の法律が存在するので、粗大ゴミとして簡単に捨てることができません。普段あまり考えない法律に、遺品整理では遭遇することがあるので、その都度冷静に対応していく必要があります。遺品の中に美術品や宝石などの貴重品が存在するケースですと、高価な相続財産になる可能性が高く贈与税が発生することが考えられます。仮に贈与税が発生している状態で税金の負担をしなければ、法律に罰せられる可能性があるので注意が必要です。遺族だけで作業をしていると、知らぬ間に法律違反をしていることもあるので、専門の業者を利用したほうが安心できます。